ある人は時間を越え、ある人は透視し、新発見をするでしょう。そして中には平行世界(アストラル界、幽玄界=幽霊のいる世界、霊界など)までも分かる人が出て来るでしょう。そこまで行った人のために、先人として忠告しておかなければならないことがあります。
そこまで行った人は認識する世界が一気に広がり、そこを探検することになるのですから、当然良いことだけでなく悪いことも体験します。そこから得るものもあります。リスクを承知しなくては得られるものはありません。ただ、絶対に避けなければならないこともあります。具体的に言います。”意識”で遠くを探っていると、偶然に神や宇宙人などに関わるような神秘的なものに出くわすことがあります。神や宇宙人は、それが霊力であれ、超テクノロジーであれ、あなたの人生を変えてしまう力があります。神も宇宙人もよい意図を持っているとは限りません。善も悪も同じだけあると考えるべきでしょう。得てして悪い意図を持ったものほど網を張っているものなのです。そういう素性の分からないものに出会ったら、興味を持ったり、探ったりせず、一切関りを持たないことです。例え素性が分かっているものでも、マイナス面を隠しているように思えたら、関わらないことをお勧めします。ひょっとすると神や宇宙人が、更に積極的にインスピレーションやテレパシーで何かをするよう誘ってくるかも知れません。あるいは何かをしてあげようと申し出るかもしれません。そのような素性の分からない神や宇宙人の話に乗って、よい方向に進むのはごく限られた一握りの人だと思ってください。あなたが、持って生まれた特別な能力のない、人に知られたくない暗い面もある、ごく一般人だと自覚しているなら尚更です。認識する世界が広がるとその世界にいる存在があなたを無視してくれなくなります。あなたもその世界の一員とみなされるのです。過去世で既に多くを経験し、生まれ持った能力がある人は、特に意識しなくても危険を回避しますが、新参者はそうはいかないのです。このことはしっかりと記憶し、肝に銘じてください。
また、”意識”の働きかけができるようになった人は、常識として、平行世界で誰かに何かされても仕返しをしないことです。世の中には暴力的な人も居て、平行世界であなたに何か仕掛けるかもしれません。でも”意識”では、仕掛ける相手が本当は誰なのか、どんな意図を持ってやっているのか分からないのです。手出ししていい結果になることはまずないと知るべきです。賢明な態度を取るなら、せいぜい専守防衛です。私はそう心掛けています。
私の発表で”意識”には実体があることを事実認識し、能動的に使うことで”意識”の感受性を利用し、働きかけが多少できるようになると、もっと貪欲に更なる力が欲しくなり、超能力志向になる人も出て来るでしょう。しかしあなたの出発点は理性的思考による理解であり、あなたは理性の価値観を持つ人なのです。超能力を授かることを神頼みしたりせず、学びと経験と気付きくり返して、無理なくゆっくりと力をつけて行ってください。そうしないと心の隙をつくります。超能力を授けてくれるという団体もあります。そういうところに縁があるかもしれません。ただ知っておかなくてはならないのは、そういうところは基本的に門外不出です。教わった知識や技術は人前で自由に発言することができません。それが世の中の真理と科学の発展の方向に沿っているのかは考える必要があります。