宝塚歌劇団の今後3年間の占い

『暴力と搾取の歌劇団』と言われてしまった宝塚。100年前のやり方を変えずに来てしまったのが祟って、ここにきて大問題になっています。宝塚の独特の世界観を醸し出すには、伝統の引継ぎが欠かせません。先輩から後輩へのパワハラを回避しつつ、尚且つ劇団員の過度な負担を減らしつつ、芸を継承するにはどうしたらいいのでしょうか。運営側は模索を始めましたが、1年では改革は遅々として進まないでしょう。それだけ無理を前提に運営が成り立っているのです。

 来年、宝塚音楽学校が生徒を募集するかどうかは、今迷っているところです。入学を考えている人は懸命に現実を判断しようとしています。あきらめた人も多いです。未練はあっても、不屈の精神意外に原動力はありません。周囲もやめるよう勧めています。但し、もし、生徒募集があれば、志願者は結構集まるでしょう。

 3年では、改革の進み具合次第ではありますが、劇団員の満足度は高くなります。宝塚の人気は相変わらず、志願者も多く集まります。運営側は、管理育成をしっかりやればやっていけるとの見通しが立つでしょう。ひたすら耐える状態から次第に気持ちが安定してきます。逆に言えば、今の極端な状態を変えようとする原動力に乏しいのです。宝塚歌劇団は遠面世間の批判にさらされるでしょう。

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